XAMPP Control PanelでQuitすると「アクセスが拒否されました」となる対応策

XAMPP Control PanelでQuitすると「アクセスが拒否されました」となる対応策

2021年7月2日

XAMPP をインストールした後は XAMPP Control Panel で使うようになります。

ただしデフォルト設定のままだとコントールパネルを Quit (終了)するときにエラーが出たりします。

エラーの症状

エラーの症状としては以下のようなダイアログが出ます。

いずれもエラー表示された後に「応答なし」の症状になります。

コントロールパネルの「Quit」ボタンを押したとき。

XAMPP Control Panel を起動したときのメイン画面にある「Quit」ボタンを押したときにエラー症状が出ます。

タスクトレイのアイコン右クリックでの「Quit」を選択したとき。

XAMPP Control Panel を起動したらタスクバーの右下にあるタスクトレイにアイコンが置かれます。

これを右クリックしたときにでるメニューに quit があります。

これを選んだときにエラー症状が出ます。

エラーの原因

「実行したユーザーに権限がない」のが原因です。

実行したユーザーとはここでは Windows のログインユーザーになります。

ログインユーザーに権限がないのです。

エラーの解決策

実行ユーザーに権限を与えると解決します。

XAMPP をインストールしたフォルダを開いて「xampp-control.ini」というファイルを探します。

このファイルを右クリックして「プロパティ」を開きます。

プロパティを開いたら「セキュリティ」タブに移動して「Everyone」を選択後、詳細設定ボタンを押します。

詳細設定ダイアログです。

ここでも「Everyone」を選択して「アクセス許可の変更」ボタンを押します。

編集ボタンが現れますのでこれを押します。

「基本のアクセス許可」にある「フルコントロール」にチェックを入れます。

自動的に全部にチェックが入るのでそのままOKボタンを押します。

アクセス欄が「フルコントロール」に変わりました。

OKを押して完了です。

「xampp-control.ini」のプロパティをもう一度開いてみると許可欄にチェックが入っているのがわかります。

これでエラーなく XAMPP Control Panel の Quit ボタンが押せるようになります。